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質問8、適応金利の設定が高いほうがいいのはなぜ?(資金計画その9)
【質問8】
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【回答8】
適応金利が高いほうがいいその理由は、現在の金利水準にあります。
バブル時期と比べますとかなり低い水準ではありますが、ここのところ少し上がり傾向の兆しが
出てきています。では金利が上昇したら、どのような結果になってしまうのでしょうか?
例えば、融資申込時の実行金利(=実際に借りた時の金利)が2%だったとします。
その時に適応金利を2%で算出した借入限度額と4%で算出した借入限度額では、
明らかに2%のほうが多くなります。なぜ...? からくりはこうです。
まず、年収480万円で返済比率が25%なら、限度額は480×25%=120万円となります。
次に120万円を12ヶ月で割ると月10万円となります。したがって年収480万円の場合、
毎月10万円まででしたら返済可能だと銀行は判断するのです。
(返済比率のおさらいは「資金計画その6」まで)
次に2%と4%の100万円当たりの毎月返済額を計算します。
100万円を35年返済で借りた場合、2%で月3,317円、4%で月4,428円と出ます。
そこで月々10万円まで返済できるのですから、10万円を2%と4%の
毎月の返済金額で割って100万円でかけてあげると借入限度額が出ます。
さらにその限度額を2%の金利で実際に借りた場合の毎月返済額まで出してみます。
...整理すると、
2%の場合は、100,000円÷3,317円×100万円=3,014万円→月々99,843円
4%の場合は、100,000円÷4,428円×100万円=2,258万円→月々74,800円
となり、金利差でいうと、融資額に756万円も、毎月返済に25,043円も
差額が出てしまいます。つまり、年収に対してできるだけ多く借りたい場合、
適応金利が低いほうが有利だけれど、その反面毎月の負担額も増えてしまいます。
適応金利が2%で実際の融資金利も2%で同じだったら、将来金利が上がった時に
返済負担が上がるので、家計を圧迫する恐れがあります。せめて、店頭実効金利より
高い金利設定での借入限度額を算出してもらったほうがいいでしょう。
ちなみに、私(村長)が推奨します適応金利は、現在の水準で4%です。
結論として、高い返済比率と低い適応金利で資金計算を勧めてくる営業マンは要注意です!
逆に、返済比率と適応金利の留意点をきちんと説明できる営業マンだったら、
無理な借入の提案もしてこないと思いますので、相談されても大丈夫でしょう。
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