3分で読める「マンション購入」成功術

マンション広告「月々1万円台で購入可能」って本当?

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 マンション広告「月々1万円台で購入可能」って本当?


~ マンション広告の支払い例に騙されない方法! ~


「騙されないで!」とはあまり聞こえがよくありませんが、
本当に注意してほしい内容なので、実例でご紹介します。


私はスクーターで外回りをしていることもあり、
建築中のマンションや完成しているマンションの前を通ると、
必ず広告をもらっています。


将来、中古マンションとして活躍する時のために、
情報収集です。


今回も、東大阪のとある完成マンションを見かけたので、
立ち寄りました。


最近のマンションは外観もさることながら、エントランスや
共用スペースがとても綺麗に造られているなと感じます。


玄関前に広告があったので、1枚頂いてきました。
広告にはいろいろな情報がギュッとまとめて書いてあるので
そのマンションのことを知るにはとても役立つツールです。


さて広告を開いて見てみますと、表紙に大きく
「最終分譲!南向き!月々払い1万円台・2万円台・
4万円台で支払い可能!」
と書いてあるのです。


「月々1万円台」という表示にびっくり!


「詳しくは裏面」とありましたので、早速裏面を見てみますと
支払いの内容のからくりが書いてあり、
それがスゴイ内容なのです。さらにビックリしました!


そもそも、表紙の「月々1万円台でマンションが買える」って
本当なのでしょうか? 


本当だとしたら、とても魅力ある商品ですね。


ではなぜ月々1万円台になるのかじっくり読んでみましたら、
このような内容が掲載されていました。

 月々1万円のカラクリとは?


まず、マンションの価格は1980万円で、
頭金0円になっていますので住宅ローンは1980万円を
借り入れします。返済期間は35年です。


ここで驚くのは、「金利」です。


現在、銀行の店頭金利は変動金利で2.475%なのですが、
こちらのマンション購入には、とある都市銀行さんの
提携ローンを利用することになっています。


そうすると「金利優遇、マイナス1.5%」で、
融資実行金利は0.975%になっていました。


「金利優遇」は借りる側にとってはとてもありがたく
大きく下げてもらえるのは歓迎できますが、


「変動金利」なので仮に金利が上がれば、
もちろん返済金額も上がります。


0.975%で35年間金利が上がらない
「固定金利」であればいいのですが、
「変動金利」は、読んで字のごとく金利が変動します。


広告枠に限界があるとはいえ、
そのあたりの説明が全くありません。


さらに、「住宅ローン減税」を利用した場合、参考例では
14,000円の減税効果分を、毎月の返済金額から差し引かれていました。


それでも月々払いが1万円台になりません。

 ボーナス払いになっていた!


更によく見ると「ボーナス併用払い」になっていました。


ボーナスを併用することで、毎月払いが30,000円になり、
さらにそこから減税効果の14,000円を引くとようやく
16,000円になったので、「月々1万円台」の完成です。


すごいカラクリです!


ちなみに、ボーナス払いは小さな文字で155,000円と
書いてありましたが、支払額は大きいですよね。
ボーナス負担額は年間で31万円です。


ちなみに、住宅ローン減税の効果は、
年収や税金の支払い額によって異なりますし、
当初10年間しか戻ってきません。


そもそも、住宅ローン減税は所得税の還付なので
年末調整でまとめて戻ってきます。


それを12ヶ月で割り戻して、月々の住宅ローン返済から
引き算をした数字になっていますので、直接住宅ローンが
安くなるわけではありません。


ここでは、目先の≪安い金利>≫と≪減税効果≫と
≪ボーナス併用≫で無理矢理、
1万円台の支払い金額を作っているのです。


ウソが掲載されているわけではありませんので、
確かにローンの審査が通れば、いろいろ差し引いて
月々16,000円の支払いでスタートできるのでしょう。


ただ、あまりにも安易な計画に思えてなりません。


じっくり見ていると、
マンションなので管理費等が約12,000円かかりますし、
頭金0円となっていますが、購入の際には諸費用が
新築の場合でおよそ70万円は必要でしょう。


さらに、修繕積立一時金として、約25万円が必要です。

 必要最低年収が低すぎる!


何よりも一番驚いたのは、「購入に必要な年収270万円」と
書いてあったことです。


上記の支払い例ですと、
月々返済額3万+管理費等1.2万+ボーナス15.5万で、
年間81万4千円も支払うことになります。


年収270万円の方でサラリーマンの場合、
およそ、手取りは220万円です。


220万円から支払いの約82万円を差し引くと138万円です。
12ヶ月で割ると、月々手元に残るお金は約11.5万円です。


仮に、分譲マンションが購入できたとしても、
毎月の生活は決して快適だとは思えませんね。


せっかく手に入れたマイホームであっても
毎月の支払いが家計を圧迫してしまうようでは、
本末転倒です。


私は、270万円の年収であれば、
1200万円までのマンションが予算の上限だと考えます。


広告内に記載される物件概要の表示は、
小さい文字で書かれていることが多く読みづらいのですが、


そこにはいろんな落とし穴がありますので、
どうか注意してください。


弊社は中古マンション専門ですが、新築マンションと
両方を検討されている方もいらっしゃると思います。


新築購入の方でも不安がある場合はご相談ください。
該当の広告をご持参いただけると回答しやすいです。


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