中古マンション売却Q&A

№14 😖 5件に1件は売れていなかった!

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 5件に1件は売れていなかった!


~ 売却の選択について ~


あなたの友人の高橋さんは、
中古マンションを10年前に購入し、住んでいました。


すると、高橋さんのご主人に転勤の辞令が出たのです。
単身赴任も考えましたが、売ることになりました。


そして、高橋さんは購入時にお世話になった
平成不動産の田中さんに売却もお願いすることにしました。


しかし、田中さんはすでに退職していたのです。


余談ですが、厚生労働省発表の平成30年雇用動向調査、
産業別離職率によると、13業種中、不動産業は5番目に
離職率が高い結果が出ています。


ちなみに、一番離職率が高かったのは、
宿泊業、飲食サービス業でした。


そこで、高橋さんはポストによく入る広告の不動産会社や
ネットで査定を依頼しました。


そして、査定依頼をした中から、
令和不動産の鈴木さんへ1,500万円で
売却を依頼することにしました。


売却依頼を受けた鈴木さんは、
流通機構に物件情報を登録しました。


不動産業者は、物件情報の登録を義務付けられており、
登録されると、我々不動産業者は、高橋さんのマンションが
売り出されたことが分かるようになっています。


その情報を基に、販売活動を行います。


弊社では、毎週月曜日に情報の登録元へ
この1週間で動きがなかったか、確認を行っています。

 高橋さんのマンションは売れたのか?


電話で令和不動産へ高橋さんのマンションについて
「物件の確認をお願いします。●●マンション1,500万円です」
と尋ねると、令和不動産は


「あります」
「売却済みです」
「契約予定です」
「商談中です」
「価格変更で1,400万円です」
「売却中止です」
と、必ずいずれかの返答をされます。


「あります」
まだ売れていない状態です。


「売却済み」
契約が成立し売れています。


「契約予定」
商談はまとまったが、契約日がまだ到来しておらず、
予定という答えになります。


「商談中」
まだ交渉中で契約日まで定まっていない状態です。
この「商談中」の期間は原則、見学はできません。


「価格変更で1,400万円」
1,500万円では売れなかったので、
価格を100万円下げたことを意味します。


「売却中止」
売却しようと売り出したが、
事情が変わったり、思うように売れなかったりすると、
売却を中止される方がおられます。


この中止情報は、「中止」とは表記されず、
掲載情報が抹消されます。


なので、購入を検討している方にとっては
見ていた情報が突然なくなるので、
「あの物件売れたんだな」と判断されるでしょう。


では、『5件に1件は売れていなかった!』の1件は
その中止物件だったのでしょうか?

 5件に1件も売れていないのか?


確かに、売却を中止される方はおられますが、
5件に1件の確率で必ず中止になることはありません。


では、何が『5件に1件は売れていなかった』のでしょうか?


今回の、高橋さんのマンションを電話で確認しましたら、
返答は「売却済み」でした。


しかし、「売却済み」と返答があったにもかかわらず、
3ヶ月後に、また高橋さんの部屋が売り出されたのです。


なぜ、売り出されたのでしょうか?
売れていなかったのでしょうか?


実は・・・一般の方に売れたのではなく、
不動産会社が買い取っていたのです。


そして、買い取られた高橋さんのマンションが
再度、売り出されていたのです。


高橋さんは転勤に伴う引っ越し時期が決まっていたので、
売れなければ、新居と2重払いになるため焦っていました。


そこに、令和不動産の鈴木さんは、
「期待していたよりも希望者が少ないですね...」


「このままだと時間が掛かりそうなので、
不動産会社へ買い取ってもらいましょうか!」と
話を持ち掛けていたのです。


本当は、じっくり売れば売れるのに、
高橋さんは売れない理由を聞かされ、


「それなら仕方がないか...」と不動産会社へ
買い取ってもらったのでした。


勿論、一般の方へ売るより、買い取り価格は下がります。

 高橋さんには他の選択肢はなかったのか?


ところで、高橋さんにとって、
この買い取りはベストな選択だったのでしょうか?


例えば、新居との2重払いで10万円家計の負担が
増えるとします。


買い取ってもらえば、2重払いをすることはありません。
でも、買い取り価格は安くなってしまいます。


では、買い取りではなく、
価格を下げて売るのはどうでしょうか?


1,500万円で売り出していた部屋を早く売りたいので、
1,350万円まで値下げたとします。


一般の方からすると、割安感があるでしょう。


最終的に購入希望者から50万円の値引きに応じて
1,300万円で売れたとします。


売れるまでの期間が3ヶ月掛かりました。
2重払い負担は3ヶ月なので、30万円マイナスです。


よって、手取りは1,300万円-30万円=1,270万円でした。


ここで、1,270万円以上で買い取ってもらえれば、
高橋さんはプラスになります。


しかし、高橋さんは1,100万円で手放していたのです。


その差額は170万円です。
17ヶ月分に相当しますね。

 5件に1件は「買い取られていた」!


私は毎朝、登録された物件情報をチェックしています。


すると、「あれ?この物件、前に出ていた部屋だ!」と
なることが5件に1件はあります。


つまり、5件に1件は売れるには売れたけれども、
高橋さんのように安く手放していたのです。


高橋さんは選択肢を間違えたのではなく、
選択肢があることを提案されていなかったのです。


期間は少し掛かっても、
買い取りより高く売る方法を提案することも、
担当者の仕事だと私は思います。


これから売却を予定している方、すでに売却中の方、
不安や悩みがある場合はお気軽にご相談ください。


※相談したら必ず売却を頼まなければはならない
 わけではありませんので、ご安心ください。


◆あわせて読みたい◆
売り出しているのに売れない理由 「囲い込み編」


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