
☝🏻内見前に準備する物とは?
✅カメラ
✅メジャー
✅メモ帳・ペン
✅方位磁石
✅懐中電灯
✅スリッパ
✅間取り図面
📸カメラ
ひと昔前はデジカメを用意していましたが、
今は、スマホや携帯電話のカメラ機能で充分です。
記録に残しておくと、後で見返しやすいですよ。
📏メジャー
2mだと少し短いかもしれません。
できれば5mは欲しいですね。
あると、室内を採寸する時に便利ですよ。
📝メモ帳・ペン
まず、事前に持ち込む予定のベッド、家具、冷蔵庫など
のサイズをメモしておきます。
現地では、採寸して配置できるのか、確認しましょう。
次に、質問事項をまとめておきましょう。
準備しておくことで、内見がスムーズになります。
例えば
「駅まで何分かかりますか?」
「買い物はどこに行かれますか?」
「ご近所さんは?」「生活音は聞こえますか?」
また、メモを取るのにも役立ちますよ。
🧭方位磁石
なければ、わざわざ買う必要はありません。
スマホにアプリをインストールしておきましょう。
あると、図面の方位が正しいのか、現地で確認できますよ。
🔦懐中電灯
「空室」だと、退去時の解約で電気が使用停止に
なっていて、照明が点かないことがあるからです。
手元になければ、スマホや携帯電話のライトでも
代用できるでしょう。
🩰スリッパ
「空室」を見学する際に役立ちます。
意外と靴下が真っ黒になりますよ。
また、冬だと床が冷たいので冷え防止です。
「居住中」の場合は、準備していきましょう。
📋間取り図面
間取り図面は営業さんがプリントを持参してくれます
ので、必要ありません。
ですが、念のため、スマホなどで事前に図面を
スクリーンショット保存しておくと便利です。
図面を確認しながら内見することで、
実際の広さや配置がより理解しやすくなりますよ。
🛍️手土産は必要?
手土産は不要です。
「居住中なら、手ぶらだと失礼かな」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
売主さんにとって何よりも嬉しいのは、
『気に入って購入してもらえる』ことです。
むしろ、手土産を渡されると
気を遣うことになってしまいます。
☝🏻内見時のマナーとは?
内見する部屋には、『空室』と『居住中』があります。
『空室』だと自由に内見できますが、
『空室』の内見にもマナーはあります。
また、『居住中』の場合は、他人様宅へ訪問しますので
守るべきマナーがあります。具体的に見ていきましょう。
🦶裸足
必ず靴下を履くか、室内用の履き物を持参しましょう。
🩰スリッパ
居住中は、手ぶらで大丈夫です。
スリッパなどを出された場合は
遠慮せずにお借りしましょう。
📸写真撮影
空室の場合は、大丈夫です。ですが、
撮影前に営業さんへ確認しましょう。
また、撮影した写真の個人使用や公開はNGです。
居住中の場合は、許可なく撮影することは
ご遠慮ください。まず、居住者さんへ確認しましょう。
🚽トイレ
空室でも、トイレの使用はできません。
事前に済ませておきましょう。
また、居住中でも、よほど緊急の場合を除いて、
使用はご遠慮ください。
🟩和室
和室に入室する時は、必ずスリッパは
脱ぎましょう。空室でも同様です。
📦収納
どれぐらいの容量があるのか、
幅や奥行も確認したいところですね。
空室だと自由に内見できますが、居住中だと開ける際
は、必ず「ここ、開けてもいいですか?」と
許可を取りましょう。
断られることはめったとありませんが、
勝手に開けるのはやはりNGです。
💧水
空室でも、キッチンや洗面台など、営業さんへ
確認せずに蛇口から水を出すのはご遠慮ください。
👟バルコニー
必ず靴に履き替えてください。素足のままや
スリッパのままでの出入りは【厳禁】です。
🖐手で触れる
空室でも、家財がそのまま残されていることがあります。
そのような家財には触れないようにしましょう。
特に、小さなお子さんをお連れの場合は、
どうしても目新しいものがあれば触れたくなりますよね。
そんな時は、きちんと注意してあげてください。
また、壁も素手で触らないようにしましょう。
🏃♂️走る
嬉しくなって室内を走り回るお子さんを
見かけることがあります。
しかし、近隣や階下にもマンション住民の方が
住んでおられますので、配慮を持って内見しましょう。
👋叩く
軽く「コンコン」と叩いて、コンリート壁か?
ふかし壁か?の確認をする程度は大丈夫です。
しかし、勢い良く叩くのは音や振動が近隣に
伝わりますので、ご遠慮ください。
🍵お茶
めったとありませんが、居住者(売主)さんが
夏に冷たいお茶を出してくださることもありました。
せっかくのご厚意なので、遠慮せずに頂きましょう。
🐕ペット
犬や猫などを見かけても、
許可なく触れるのはご遠慮ください。
◆ 走る子どもを注意しなかったことで・・・
ご夫婦と小学3年生と幼稚園児のご家族さんと、
空室を内見した時のことです。
広い部屋だったので、お子さんは鬼ごっこ状態でした。
親御さんは内見に夢中です。
すると階下の住人さんが突然、
「静かにしてください!」と直接注意しに来られたのです。
おそらく、空室になり半年以上経っていたので、
その間は静かな生活をされていたのでしょう。
そこに、子どもの走り回る足音は
太鼓のようだったかもしれません。
結果、その部屋の購入は見送られました。
むしろ、購入後ではなく、事前に知り得たことで、
トラブルを回避できた事例でした。
◆ 注意すべきポイント【居住中の場合】
ポイント① 時間厳守!
売主さんは予定を空けて待っておられます。
約束の時間は、必ず守りましょう。
時間に遅れそうな場合は、必ず担当者に
連絡を入れましょう。
ポイント② 売却理由は?
売却理由は、ハッピーな事情ばかりではありません。
やむを得ない理由で売却することもあり、
直接話したくないこともあるでしょう。
ただ、それでも気になりますよね?
そんな時は、担当者から聞いてもらいましょう。
ポイント③ プライベートな質問は?
室内や周辺環境の質問はOKです。
「お仕事は?」「年齢は?」
「お子さんはどちらの学校?」など
プライベートな質問はNGです。
ポイント④ 価格交渉は?
内見中に、「気に入りました! いくらか、
まけてくれませんか?」と、
その場で交渉を持ちかける方がおられます。
しかし、その場での交渉はNGです。
なぜなら、売主さんが応えにくいからです。
また、「言った」「言わない」のトラブルを
避けるためでもあります。
必ず、担当者を通して交渉してください。
◆まとめ
『空室』だとリラックスして内見できますね。
一方、『居住中』だと「少し気が引ける」と
おっしゃる見学者様も少なくありません。
ですが、売主さんは内見に来られることを前提に
売り出されています。
遠慮なく内見しましょう。
ただし、節度あるマナーは必要です。
最後に、内見は「気持ち好く見る」
ことを心掛けましょう。
売主さんも「買ってくれさえすれば、
誰でもいい」わけではありません。
「出来れば、気持ち好く引き渡したい」と
思っておられます。
何より、好印象だと、後々の交渉事もスムーズに
運ぶことが多いように思いますよ。
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