お部屋を内見する際に、売主がすでに引っ越して
「空室」の場合と、売主がまだ「お住まい中」
の場合がありますね。

「空室」の場合はリラックスして内見できますが、
「お住まい中」の部屋を見せてもらうのは、少し
気が引けるとおっしゃるお客様も少なくありません。

また、売主に好印象が残ると、
後々の交渉もしやすくなる場合があります。

実際に、売主が「この前見に来られたあの人に
買ってほしいな」とおっしゃることはよくあります。

「気持良く売り買いが成立するほうがいい」と思う
気持ちはお互い様であり、同じなのでしょう。

そこで、内見する際の注意点やポイントを
まとめてみました。

◆ 内見心得「8か条」

ポイント①　内見予定時間には遅れないこと！

売主は予定を空けて待っておられますから
約束の時間は必ず守りましょう。
遅れそうな場合は、必ず担当者に連絡を
入れましょう。

ポイント②　手土産は必要なのか？

手ぶらで結構です。物によって相手の好みが分かれ
ありがた迷惑になることもあります。

ポイント③　スリッパなどの上履きは必要なのか？

空室を内見する際は、ホコリがたまっていることも
あるので、持っていかれたほうがいいでしょう。

お住まい中の場合は、手ぶらで大丈夫です。
スリッパなどを出された場合は、遠慮せずに
お借りしましょう。

ただし、お借りしたスリッパのまま
ベランダに出るのは、厳禁です！！

また、和室に入室する時は、必ずスリッパは脱ぎ
ましょう。「そんなの当然では？」と思われるかも
しれませんが、4割の方はそのまま入室されます。

ポイント④　物入れや押入れを開けてもいいのか？

開けて中の広さなどを確認したいのは当然のこと
です。なので、開ける際は必ず「ココ開けてもいい
ですか？」と許可を取りましょう。

「ダメです」と言われることはまずありませんが、
勝手に開けるのは、やはりNGです。

ポイント⑤　売却理由は直接聞いてもいいのか？

先に、担当者に聞きましょう。
やむを得ない理由で売却することもあり、
直接話したくないこともありますので・・・

理由が分からない場合は、
担当者から聞いてもらうほうがいいでしょう。

ポイント⑥　価格交渉をその場で直接するのはNG！

時折、「気に入ったので、いくらかまけてくれません
か？」とその場で交渉を持ちかける方がおられます。

しかし、その場での交渉は、NGです！！
必ず、担当者を通して交渉してください。

売主も直接だと答えにくくなりますし、
「言った」「言わない」のトラブルを
避けるためでもあります。

ポイント⑦　プライベートな質問はNG！

お部屋や環境などの質問は大丈夫ですが、
お仕事は？年齢は？お子さんはどこの高校？
大学は？など、【売却情報】ではない
プライベートな質問はNGです。

ポイント⑧　置いてある備品などには触らない！

大人の方だと、まずそんなことはありませんが、
小さなお子さんをお連れの場合は、

どうしても目新しいものがあれば触りたくなるので、
きちんと注意してあげてください。

最後に、事前に質問事項はまとめておきましょう。
・駅までは何分かかりますか？
・買い物はどちらに行かれていますか？
・ご近所さんは？
・生活音は聞こえませんか？

また、持っていく予定の家電・家具類の寸法を測って
おき、収まるかを現地で確認することは失礼では
ありません。しっかり準備しておきましょう。
※冷蔵庫、洗濯機、テーブル、机、衣装たんすなど

このようなポイントに注意し、内見の際はマナーも
守りつつも、お部屋はしっかりチェックしましょう。

マンションは『大きな買い物』ですからね！！

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