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おしえて!村長さん

🧏🏻‍♂️ なぜ不動産営業マンはすぐ年収や自己資金を知りたがるの?

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あなたも、次のような経験はありませんか?

初対面で、いきなり「ところで、お客様の
ご職業は?ご年収は?自己資金は?」と
質問をしてくる営業さん

ネットで不動産情報を請求する際、
住所・氏名・電話番号に加え、職業や年収なども
必須項目になっていることがあります。

ここでも、同じことが垣間見られますね。
ただ、「資料請求するだけ」なのに、なぜそこまで
登録しないと送ってくれないのでしょうか?

私も、車のパンフレットを請求した際に、
所有車種は?買い替え時期は?次の車検は?
と入力項目が続きます。

さらに車とは関係のない、
ご趣味は?生年月日は?ご職業は?など
必須だったことがありました。

一体どこまでこちらの情報を伝えれば、
資料がもらえるのでしょうか。

なぜ、相手側はそこまで細かく聞くのか?
その理由とは?

ノルマが影響!

私たち不動産仲介業者は、
売りたい方と買いたい方を引き合わせ、
売買が成立すると、「仲介手数料」を頂きます。

新築分譲でも同様です。
購入が確定するまでは「利益」は発生しません。

つまり、1年接客しても、売買や購入が
確定するまで報酬はゼロです。

一方、営業の大半はノルマが課せられ、
常に成績を求められています。

よって、効率よく案件を成績につなげなければ、
あっという間に1ヵ月が経ちます。

私も、営業マン時代は、
毎月のノルマを達成するがやっとでした。

そこで、営業は
「購入につながるお客様かどうか?」を
早い段階で、見極めたいのです。

見極めたがる理由!

出会ったお客様が、半年後に購入マンションが
見つかりました。

いざ、契約段階で資金計画を確認すると、
ローンが組めないことが判明し、成約しなかった、
ケースは、実際にあります。

営業からすると、その半年間の労力を報酬に
変えることがでず、ノルマも達成できません。

そこで、営業はお客様の資金計画を
早く把握し、見極めたいのです。

見極めるたには、自己資金、年収、職業などの
情報が必要です。

ゆえに、焦る営業は、いきなり
あなたの情報を欲しがるのです。

パンフレットが欲しいだけなのに・・・

お客様から聞いた実話!

モデルルームにパンフレットをもらいに行った
だけなのに、質問攻めにあい、なんと、3時間も
帰してもらえなかったそうです。

まず、お客様の求めている情報を理解し、
それに応えてから、こちらも情報を求めるので
あれば、まだお客様も納得されたでしょう。

厳しいノルマを課し、その影響で営業も余裕が
なくなり、いきなり直球の質問をしてしまう
悪循環に陥っているのであれば、本末転倒ですね。

お客様が購入できるのかどうかの確認は
確かに大切なことです。

その前に、こちらの情報をしっかり提供し、
お客様から信頼を得ることが大切でしょう。

【追 伸】

友人が新築分譲マンションの販売員をしていたので
聞いてみました。

「なぜ、希望者にパンフレットを渡さないの?」

「分譲主が経費削減とかで、部数に制限があって
見込みのない客には渡すな!て言うのよ。
ほんと、営業やりにくいよ」と嘆いていました。

確かに、パンフレット作製には費用が掛かります。

しかし、何千万円もの商品を売るのに
「お金が掛かるから渡さない」なんて、
さすがに唖然としてしまいました。

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