
◆ NHK「クローズアップ現代」で放送された衝撃の内容
NHKの「クローズアップ現代」で放送された、
『そしてローンだけが残った!』という回を
ご覧になりましたか?
私は残念ながら見逃してしまったのですが、
翌日、スタッフの﨑重さんが興奮気味に内容を
教えてくれました。
それは、地元で活躍していた住宅メーカーが
次々と倒産し、新築を注文していた施主様が
大きな被害を受けているという、
とても他人事とは思えない内容でした。
◆ なぜ「ローンだけ」が残ってしまうのか?
手付金以外の「中間金」には保証がない
新築の建売住宅やマンションの場合、
契約時に支払う「手付金」などは、
一定の額まで守られるような仕組み(法制度)が
整っています。
ですが、建物が完成する前に支払ったお金
(手付金以外の中間金など)については、
実は保証がありません。
そのため、建築の途中で会社が倒産してしまうと、
支払ったお金が戻ってこないという大変な事態に
なってしまうのです。
「おまけ」の提案には要注意
番組で紹介されたケースでは、
建築途中に会社側から「もう少しお金を早めに
払ってくれたら、最後に支払う代金を
安くしますよ」という提案があったそうです。
「100万円、300万円安くなるなら…」と、
つい多めに支払ってしまった方もいたようですが、
実はこれ、会社の資金繰りが苦しいサイン(都合)
だったのですね。
結果として、工事は途中でストップ。
手元に残ったのは、「土地」と「住宅ローン」と
「未完成の建物」だけ。
中には土地だけで何も建っていないという方も
おられたようです。
◆トラブルを未然に防ぐ3つの回避策
1. 条件変更はきっぱり断る
契約した内容と違う支払い請求
(前倒しの請求など)を受けた場合は、
どんなに良い条件を出されてもきっぱりと
断りましょう。
2. 専門家に相談する
強引に要求されて断るのが難しいときは、
弁護士や司法書士、公共の相談窓口などを
頼ってください。
専門家に間に入ってもらうことで、
直接やり取りせずに済みます。
3. 最終手段としての「解約」
どうしても怪しいと感じる場合、
被害を最小限に抑えるために、手付金を
あきらめて(手付放棄)解約するという
選択肢もあります。
お金は戻ってきませんが、大きな住宅ローンを
背負わずに済むため、最悪の事態は避けられます。
◆契約前に必ず「支払い条件」を確認しましょう
一般的には、「契約時に10%、着工時に30%、
上棟時に30%、完成時に30%」といった
段階的な支払いが多いです。
しかし、番組のケースでは、「工事が始まる前に
全額ローンを組んで支払う」という条件になって
いたそうです。
これではリスクが大きすぎます。
会社選びは慎重に
もし工務店の経営状態が心配なときは、
「niftyビジネス」などの企業検索サービスで、
最近の売上や借入状況を調べることもできます
(※一部有料)。
可能な限り、契約時に「完成してから代金を
支払う」などの条件にできないか、
相談してみることも大切です。
結び
大きな決断だからこそ、少しでも「おかしいな?」
と思ったら立ち止まって考えてみてください。
一人で悩まず、まずは専門家に相談しましょう。
私共もお困りの際はいつでも力になりますし、
必要であれば信頼できる専門家をご紹介します。
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