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💵 マンション購入と賃貸、どちらがお得なの?(お金編)

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マンション購入と賃貸、どちらがお得なの?(お金編)

~ 購入と賃貸のメリット・デメリット ~

日本の人口は、2010年ごろから徐々に減っています。
単純に人が減ると、空き家が増えますよね。

総務省の調べでは、平成25年度の日本の空き家数は
過去最高の820万戸になり、平成20年と比べて
63万戸増えました。

一方、総住宅数は6,063万戸と、5年前に比べ、
305戸も増加しています。

人口は減っているのに、住宅は増えているなんて
不思議ですよね。

これから人口が減り、空き家が増えるのであれば、
必要でなくなったマンションがたくさん売りに出る
のでは?と、期待してしまいますが・・・。

逆に、購入しても売る時にもっと人口が減って
いたら・・・と不安も残ります。

それなら、「いっそ賃貸のほうがいいのでは?」
「でも買うほうが得なの?借りるほうが得なの?」
とは、よく聞かれる質問です。

そこで、今回は購入した場合に掛かるお金と
賃貸に住み続けた場合に掛かるお金を比較して
みました。

購入に掛かるお金は?

◆購入マンション
購入価格2,480万円/築10年/3LDK・65㎡
購入に伴う諸費用200万円とリフォーム代100万円は
自己資金で支払いました。

価格2,480万円は、住宅ローンを利用します。
金利1%で30年返済だと、月々の支払いは
約8万円で、30年間のローン返済総額は、
8万円×360ヶ月=2,880万円です。

分譲マンションなので、管理費と修繕積立金は
毎月必要、固定資産税も毎年必要です。
管理費+修繕積立金+固定資産税÷12=3万円と
します。3万円×30年(360ヶ月)=1,080万円です。

◎住宅ローン返済総額 2,880万円
◎購入時の諸費用とリフォーム代 300万円
◎管理費・修繕積立金・固定資産税等 1,080万円
・・・30年間の合計は、4,260万円です。

賃貸に掛かるお金は?

◆賃貸マンション
家賃10万円/築10年/3LDK、65㎡
賃貸契約に伴う諸費用50万円は自己資金で支払い
ます。家賃10万円×30年(360ヶ月)=3,600万円と
諸費用50万円で、30年間の合計3,650万円です。

30年間の購入と賃貸の差額は、
購入4,260万円-賃貸3,650万円=610万円
(※火災保険の更新料は、考慮していません。)

30年間だと、購入のほうが610万円も支出が多く
なりますね。では、40年後はどうでしょうか?

購入は住宅ローンの支払いがなくなりますので、
管理費等の3万円×10年(120ヶ月)=360万円です。
賃貸は、家賃10万円×10年(120ヶ月)=1,200万円
です。

購入の40年間合計
⇒4,260万円+360万円=4,620万円
賃貸の40年間合計
⇒3,650万円+1,200万円=4,850万円

40年間で見ると、支出は賃貸が購入を上回ります。
分岐点は、37年4ヶ月目からで、賃貸が購入を
上回ります。

途中で引っ越したら?

ただ、1つ疑問が浮かびませんか?

このシミュレーションは「37年4ヶ月間、同じ所に
住み続けた」場合に発生するお金です。

購入でも賃貸でも、はたして37年間も同じ所に居る
ものなのか?途中で引っ越す可能性はないのか?

そうすると、その時点で一旦リセットされます。
何度それを繰り返すのかは、分かりません。

なので、購入と賃貸をどのタイミングで繰り返すのか
によって、掛かるお金も変わってくると私は思います。

ただ、もしも37年後にリセットしたならば、
購入の場合は売却をすれば、数百万は手元に戻る
可能性があるので、その後の生活にはプラスに
なるでしょう。

これは、賃貸にはない、購入の大きなメリットです。

では、ここでもう少し購入と賃貸について
他にメリットとデメリットがないのか考えてみました。

それぞれのメリットとデメリット!

●賃貸のメリット
・家族構成に合わせていつでも引っ越しが可能。
・10万円の支払いが厳しくなれば安いところに
 移住できる。
・分譲マンションのように建物の積立金などの
 支払いがない。

●賃貸のデメリット
・家賃は資産にはならない。
・安いところに住替えても、家賃は一生涯必要。
・高齢者になると、貸してもらいにくい。

●購入のメリット
・都会のマンションなら資産になり、
 売れば換金できる。
・住宅ローン返済後は、維持費だけで
 住むことができる。
・維持管理は管理会社に委託できるので楽。

●購入のデメリット
・売却時に住宅ローン残債の方が多ければ、
 足らずを用意する必要がある。
・設備が古くなったり、傷んだりすると
 リフォームが必要。
・規模が小さなマンションだと管理費や
 修繕積立金が値上がりする可能性がある。

それぞれに【メリット】と【デメリット】があります
ね。どちらがお得なのかは、あなたの年齢、職業、
家族構成、収入、健康状態、など様々な条件に
よって異なります。

「今だと、これから購入と賃貸の
 どちらがいいのか?」
お悩みの方は、お気軽にご相談ください。
一緒に考えていきましょう。

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